くもん出版は、『学校を変えた最強のプログラミング教育』(松田孝・著)を5月28日に刊行した。税別価格は1600円。
『学校を変えた最強のプログラミング教育』は、全国の公立小学校に先駆けて、児童1人1台の情報端末を中心とした授業実践と、プログラミング授業を推進してきた、小金井市立前原小学校 前校長の著者による、学校経営および教育哲学が記されており、「プログラミング」をきっかけに他の教科の課題にも失敗を恐れず、意欲的に学んでいく子どもたちの姿が描かれている。
同書の刊行にあたって、著者である松田孝氏は、「プログラミングで試行錯誤しながら、子どもたちは失敗には価値があることを感じ取ります。そしてその活動を振り返り、共有することによって得られる友達や先生からの理解と共感が、1人ひとりの自己効力感を育みます」と述べた上で、「プログラミング教育は、試行錯誤によって子どもたち1人ひとりの粘り強さを育み、友達の多様性を尊重する態度をも培うSDGsがめざす『学び』でもあるのです」と、プログラミング教育の重要性を語った。
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