デルテクノロジーズの日本における事業を展開するデルとEMCジャパンは、全国の小中学生の子どもを持つ家庭を対象に実施した、子ども向けパソコンの所有と利用動向に関する調査結果を発表した。
同調査は、小学生、中学生の子どもを持つ全国の男女1035名を対象に、4月14日~15日の期間に行われている。
調査対象者に、子ども専用パソコンの所有状況を尋ねたところ、「購入による所有」は32%、「譲渡など購入以外での所有」は2%で合わせて34%が子ども専用パソコンを所有しており、調査時点では所有していないものの、半年以内に購入予定という回答は17%に達した。
自宅でのパソコンの使用時間を尋ねた質問では、「1時間程度」(53%)がもっとも多く、「2~3時間程度」(28%)がそれに続く。
子ども専用パソコンの購入理由としては(複数回答)、「教育上のメリットのため(成績アップ、学校教育、プログラミング学習、STEM教育の一環、将来に備えて)」(79%)が最多で、その他「インターネット」(55%)、「音楽、動画視聴」(33%)、「ゲーム」(24%)が上位となっている。
購入予定のパソコンのタイプは、ノートパソコンが61%、タブレット端末が19%、オールインワン/デスクトップが16%だった。
購入した、または購入予定のパソコンの価格帯は、「5万円~9万円未満」(38%)がもっとも多く、「5万円未満」(32%)がそれに続く。
パソコン購入の際に心配する(した)ことを尋ねた質問では(複数回答)、「パソコン本体の費用」(57%)、「子どもの健康への影響」(46%)、「初期設定やネットワークなどの設定」(30%)が挙げられた。
今後の学校でのパソコン教育で期待することとしては(複数回答)、「遠隔授業」(58%)、「基本的な使い方」(54%)が上位を占めている。なお、小学生では「プログラミング」という回答が他の学齢よりも多かった。
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