リクルートマーケティングパートナーズは、同社が提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」を活用する高校1年生、約4万人の学習データを分析し、「スタディサプリ」の宿題提出率と基礎学力向上の相関関係を立証したことを、3月10日に発表した。
今回の学習データの分析は、「スタディサプリ for TEACHERS」を活用する全国の高校1年生約4万人の学習データを元に行われており、「宿題配信機能」で出された宿題の提出率、講義動画視聴時間の長さ、問題解答時間の長さが、「到達度テスト」の成績向上に大きく寄与することが明らかになっている。また、「到達度テスト」の成績向上と全国模試の成績向上にも、一定の相関関係があることを示す分析結果が得られた。
具体的には、2018年4月1日~9月1日の期間の、全国の高校1年生4万560名による「スタディサプリ」上の学習行動および「到達度テスト」の成績データを分析したところ、学習行動のうち「宿題提出率」が、「到達度テスト」の成績向上にもっとも寄与する行動であることがわかっている。また、「宿題提出率」に次いで、学習に取り組んだ時間(「講義動画視聴時間」「問題解答時間」)が大きな影響を与えることがわかった。
さらに、「スタディサプリ」を導入している某高校で行った、「到達度テスト」と全国模試の相関関係の分析では、「到達度テスト」の得点と、全国模試の得点に相関関係があることが明らかになっている。
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