AKAは、英語教育事業を行う法人を対象に、ソフトウェア事業(SaaS)を開始したことを、2月27日に発表した。
同社は、人工知能エンジン「MUSE」を開発するとともに、英会話学習に効果的な技術を搭載した英会話AIロボット「Musio」を提供しており、全国100以上の教育機関への導入などを行っている。その実績をもとに「MUSE」技術をAPI化し、ソフトウェア事業を展開していく。
新たに提供を開始するAPIでは、おもに社内エンジニアが在籍する法人を対象に、発音チェックや反復練習、学習分析機能、トピック別チャットの技術提携を可能にしている。
提供するAPIは、独自の自然言語処理技術を用いた英会話エンジンでのフリーチャット機能である「AI Free Chat API」、初心者向けの320以上のトピックやシーン別チャット、返答候補文の提示、オリジナルのトピックやシーン追加が可能な「Learner's Chat API」、発音チェックや学習内容の反復チェックができる「EDU Mode API」、発音精度や会話文脈の正当性、文章の長さなどの項目から学習内容を可視化するとともに、学習成績や履歴などを可視化して管理可能な「Analysis API」を用意する。
なお、社内にエンジニアが在籍しておらず、自社でのAPI導入が困難な法人には、要望する機能をヒアリングした上で、それぞれの法人専用英会話アプリ開発を請け負う。
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