フューチャー イノベーション フォーラムは、中学・高校生を対象に、「MR(Mixed Reality:複合現実)」を利用してスポーツイベントを盛り上げるアイデアを考える「スポーツアイデアソン」を、8月2日に開催した。
「スポーツアイデアソン」では、プログラミング未経験者を含む16名が参加し、それぞれがMRを体験するとともに、VR(Virtual Reality:仮想現実)ゲームのプログラミングにも挑戦している。
その後、MRを活用したスポーツの新しい観戦スタイルや課題を解決するアイデアを話し合い、参加者による投票で4つの案に絞り込み、グループで協力してブラッシュアップを行った。
アイデア発表では、選手のスピードや強さを動物にたとえるサービスや、MRを使った道案内システムなどをプレゼンし、最優秀賞にはスポーツを観戦しながら同時に音楽ゲームが楽しめるアプリが選ばれている。
審査員からは「どれも素晴らしく甲乙つけがたい」「実用化したら、観戦だけでなく選手の強化にも応用できそう」といった声が寄せられたほか、参加者は「1人では思いつかないアイデアがたくさんあっておもしろかった」「3年後の東京2020には、自分も関わりたい」などと語った。
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