GMOメディアが運営する、プログラミング教育ポータルサービス「コエテコ byGMO(以下、コエテコ)」は、「2020年版子ども向けプログラミング教育関連サービスカオスマップ」を作成し、1月16日に公開した。
今回、「コエテコ」が作成した「2020年版子ども向けプログラミング教育関連サービスカオスマップ」は、18歳以下の子どもを対象としたプログラミング教育に関連するサービスを整理し、まとめたもの(2020年1月時点)。「プログラミングスクール」、「プログラミング教材」「検定」を対象としている。
プログラミングスクールは特に事業者の数が多く、「教室型」「通信・オンライン型」「短期・イベント型」の3つにカテゴライズされている。2010年以前には一部の企業が期間限定で行う短期・イベント型が主流で、教室型はそれほど多くなかった。その後、小学校でのプログラミング教育必修化を受け、2017年に教室型のスクールとして学習塾の参入が相次だ結果、フランチャイズ展開が進み、教室の数が急増した。2018年には鉄道や家電量販店など、教育業界以外からの参入も進んでいる。また最近では、「Python」などの本格的な言語を学べるスクールも増えてきた。
プログラミング教材は、大きく「ビジュアルプログラミング」と「ロボットプログラミング」に分けられている。ビジュアルプログラミングでは、「Scratch(スクラッチ)」が教材の主流となっている。一方、「ロボットプログラミング」では、レゴ社の「教育版 レゴ マインドストーム EV3」や、「アーテックロボ」、ソニーグローバルエデュケーションの「KOOV」など様々な教材が生まれている。
検定に関しては、学ぶだけでなく、プログラミングの習熟度を図るという新たなニーズも生まれ、子ども向けのプログラミング検定も創設されている。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア