光文書院は、小学校の教育現場でテストの採点作業を削減するデジタル採点支援ソリューション「EdLogクリップ採点支援システムひまわりエディション」の提供を2020年春より無償で開始する。
「EdLogクリップ採点支援システムひまわりエディション」は、同社とEdLogの業務提携により実現したテスト採点支援ソリューション。従来のテスト実施から解答用紙回収までのやり方は変えず、解答用紙をスキャンしてパソコン上で採点すると同時に、採点結果のデータ化と集計ができる「クリップ採点」を採用することで、採点作業や採点結果の登録・集計作業にかかる時間を約45%短縮することが可能となっている。
このシステムの特長として挙げられているクリップ採点は同じ設問ごとに全児童の答案が並んで表示される採点方式で、これを操作画面に採用することによって、採点ミスの減少や採点基準の統一化も図られている。
また、同社が提供している総合評価支援システム「ひまわり先生」とのデータ連係により、各児童の理解度を確認しながら指導を行うことができる。加えて、過去のテスト成績を参考にしつつ通知表や指導要録の作成なども可能。
同システムによって教員は採点集計業務を大幅に削減でき、児童と向き合う時間が増えることが期待されている。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア