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LABOT、卒業まで受講費用が発生しないISAsモデルのプログラミングスクール展開

 LABOTは、プログラミングスクールを運営するQuelCodeを12月2日に、完全子会社化した。これにより、2020年1月に開校されるISAsモデルを採用したプログラミングスクールを「QUELCODE(クエルコード)」として展開する。

 今回の株式譲渡契約書締結により、2020年1月に恵比寿ガーデンプレイス内にて開校する、Income Share Agreements(以下、ISAs)モデルを採用したプログラミングスクールのブランド名称を「QUELCODE(クエルコード)」として展開する。またこれに伴い、12月2日付でQuelCodeの浜田広大氏がLABOTの取締役COOに、LABOTの鶴田浩之氏がQuelCodeの取締役に就任した。

 ISAsは、受講開始から卒業までの期間は受講費用が発生しない代わりに、一定の条件をみたした場合に卒業後の収入から一定割合をスクールに支払う所得分配契約。LABOTは2020年1月に開校する「QUELCODE 恵比寿ガーデンプレイス校」においてISAsを導入し、金銭的なハードルや不安からプログラミングスクールに通うことができなかった者や、キャリアを再選択したい意思がある者を対象に展開する。

 具体的には、現在の年収水準が概ね420万円以下の非IT職種・プログラミング未経験者を対象にカリキュラムを提供する。入学金や学費の支払いが一切ない代わりに、卒業後に希望する職種への就労が実現した後、一定期間(24~48ヶ月)、給与(月給)の13~17%を支払う義務が発生。なお、学習中に挫折してしまった場合や、望む転職に成功しなかった場合のほか、同社のISAsの規定に定める年収ライン(年320万円)を下回る期間は、支払いの義務は発生しない。また、支払期間中に病気や怪我、介護、育児等の何らかの事情で給与を得られない場合、その期間のISAsにおける支払いは停止され、金利等も発生しない。

 開校予定日は2020年1月6日で場所は恵比寿ガーデンプレイス グラススクエア B1。受講対象者は16歳以上であり、IT業種への転職・就労の意思がある者となっている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/3024 2019/12/03 20:40

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