LINEは、宮城県教育委員会・仙台市教育委員会と共同開発した、情報活用能力育成のための教材「みやぎ情報活用ノート」中学校編の無償提供を11月15日より開始した。
「みやぎ情報活用ノート」は、情報手段を活用するための基礎的な知識・技能を養う「活動スキル編」、課題を設定・発見し、解決に必要な情報を集めて整理・分析し、その結果をまとめ・表現する力を養う「探究スキル編」、コンピュータをより適切、効果的に活用していくための仕組みを知り、主体的な活用に結びつけられる内容の「プログラミング編」、情報技術の役割・影響の理解や情報社会で適切に活動するためのもととなる態度を養う「情報モラル編」の4分野を1冊にまとめた教材。各分野とも、児童・生徒向けのワークシートと教員向けのモデル指導案で構成されている。これにより、分野間を横断した総合的な学習を可能とすることで、情報活用能力の育成を目指す。
今回、3月に第1弾として公開した小学生向けの教材に続き、中学生向けの教材を仙台市教育委員会のホームページにて公開した。
なお同教材の制作では、教育工学・情報教育・メディア教育といった分野を専門とする有識者である、東北大学大学院の堀田龍也教授、東北学院大学の稲垣忠教授、宮城教育大学の安藤明伸准教授、静岡大学の塩田真吾准教授が協力にあたっている。
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