オンライン学習コミュニティ「Schoo」を運営するSchoo(以下、スクー)は「KDDI Regional Initiatives Fund 1号」に対する第三者割当増資を実施。合わせてKDDIとの業務提携契約を締結した。
地方圏から東京圏への転入は23年連続で超過傾向となっており、少子高齢化と相まって、地方の人口減と経済・情報格差は日本の深刻な問題となっている。
スクーは2015年より、「いつでもどこでも繋がって学べる」というオンライン学習の価値と、「独自のオンラインコミュニティ・学習体験・コンテンツ生成技術」を生かし、全国9都市の自治体や13大学と提携、学びを軸とした「未来の地方の暮らし・未来の教育機関づくり」を推進してきた。上記のスクーが持つ強みと、KDDIが持つ先端テクノロジーや自治体、地域の教育機関・企業との接点を掛け合わせることで、同問題の解決策の提示と、次世代の遠隔教育プラットフォームの構築を目指す。
具体的には、大学や高専などの教育機関と連携し、地域の課題を解決するため、ICTや経営ノウハウを持った地域人財を育成する教育プログラムを提供。また、KDDIが持つ5Gをはじめとした先端技術と、Schooが持つオンラインコミュニティによるリアルタイムな学習体験やコンテンツ制作技術を掛け合わせたプラットフォームをつくる。
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