アマゾンジャパンは、同社が主催するAlexaスキルコンテスト「Amazon Alexa Developerスキルアワード2019」の最優秀賞および各賞の受賞者を、9月12日に発表した。
「Amazon Alexa Developerスキルアワード2019」は、ユーザーが何度でも使いたくなるような魅力あるAlexaスキルの開発の場を提供することを目的に開催され、継続性(ユーザーが何度も使いたくなるスキル)、わかりやすさ(ユーザーが使いやすい音声インターフェース)、独創性(アイデア・技術が独創的)を基準に審査が行われている。
2回目となる今回は、「継続性」を意識した会話がデザインされているスキルが多く見られたほか、ゲームスキルやWebゲームをAlexaがナビゲートするといった、APLやSSML(音声合成マークアップ言語)を活用し、独自の世界観を創造した斬新なアイデアもあり、スキル開発が新たなステージへ進化しつつある様子がうかがえる。
最優秀賞である「Alexa Developerスキルグランプリ」に選ばれたのは、ボイスアップラボが開発した「どうぶつびより」で、スマートフォンやパソコンの画面を見ながら、「Amazon Echo」シリーズに話しかけることで音声でプレイする対戦型落ちものパズルゲーム。
部門賞としては、ゲーム部門に五十嵐祐介氏による「ダーツの対戦」、キッズ部門にサカナノジカンによる「サカナノジカン」、ヘルスケア部門にCYハッカソン&Lab. チームランナビによる「ランナビ」、シニア部門に回想新聞社&ヘッドウォータースによる「回想新聞 for Alexa」が選ばれている。
そのほか特別賞として、Create a fantasy YUMAによる「仮想彼女」がマルチモーダル賞に、WonderTipsによる「ステルスインベーダー」がクリエイティビティ賞に選出された。
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