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イベントレポート(STEAM教育)

【Maker Faire Tokyo 2017】micro:bitは即完売、スポンサーゾーンは電子教材が目白押し

Maker Faire Tokyo 2017 ブースレポート(前編)

 8月5日、6日と東京ビッグサイトで開催された「Maker Faire Tokyo 2017」は、国内では過去にない規模でのイベントとなった。2020年、小学校にプログラミング教育が導入されることに合わせ、スポンサーゾーンは関連の電子教材の出展があり賑わっていた。また、エデュケーション&キッズゾーンでは、小中学校・大学での取り組みが紹介され、学生たちの作品が多数展示されていた。

英国での導入が話題となったmicro:bitが日本上陸

 展示ブースの目玉の一つはBBCのプロジェクトから始まった「micro:bit」だろう。micro:bitは誰でも簡単にプログラミングが行える小さいコンピュータだ。センサーやLEDを搭載し、入出力ポートも備わっているため、作ったプログラムはPC画面上だけでなく、光らせたり音を出したり、実際に動くおもちゃ・道具が作れるキットとなっている。英国では、全国の小学校に100万台が導入され、STEM教育や通常授業の教材として活用されている。

 日本では、スイッチサイエンスが代理店となり通販やショップへの販売を行い、日本の教育機関への展開も始める。

スイッチサイエンスのブース風景
スイッチサイエンスのブース風景

 micro:bitは、スクラッチ風のビジュアルプログラミングが可能だが、拡張性がありスクラッチやJavaScriptなど他の開発言語を使ったプログラミングにも対応している。ボード自体が小さいので、さまざまな製品や工作キットに組み込むこともできる。

micro:bitを組み込んだ例
micro:bitを組み込んだ例

 ブースでは、LEDによる水耕栽培キット、水素ロケットの実験キットの他、段ボールなどを利用したおもちゃなどが多数展示されていた。また、ArTEC Roboやタミヤのロボット工作キットと組み合わせたマイクロマウスやロボットといった、既存教材キットとのコラボ展示もあった。

micro:bitで日照時間を制御
micro:bitで日照時間を制御
水素エンジンの実験キット
水素エンジンの実験キット
音が出るバナナと尺取虫ロボット(段ボール製)
音が出るバナナと尺取虫ロボット(段ボール製)
ArTEC Roboもmicro:bitで制御できる
ArTEC Roboもmicro:bitで制御できる
タミヤのクローラーロボット(カムプログラムロボット)にmicro:bitを搭載
タミヤのクローラーロボット(カムプログラムロボット)にmicro:bitを搭載

 このようにmicro:bitはプログラミングだけでなく、さまざまなハードウェアとの組み合わせることができる柔軟性も特徴の一つだ。自由度の高さが理科や算数、社会などへの応用を広げてくれる。

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littleBitsもプログラミング学習キットを展示

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この記事の著者

中尾 真二(ナカオ シンジ)

フリーランスのライター、エディター。 アスキーの書籍編集から始まり、翻訳や執筆、取材などを紙、ウェブを問わずこなす。IT系が多いが、たまに自動車関連の媒体で執筆することもある。インターネット(とは当時は言わなかったが)はUUCPの頃から使っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


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