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2020年の小学校プログラミング必修化を知っている母親は約4割、ジャストシステムの調査より

 ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」において、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施したアンケート調査「AIとSTEM(ステム)教育に関する意識調査」の結果を、4月11日に発表した。

 同調査は、3月21日~24日の期間に、年少クラスから小学6年生までの子どもを持つ母親1652名を対象に実施されている。

 「『2020年から、小学校でプログラミングが必修化される』という報道を知っていますか」という質問については、39.4%が「知っている」と回答しており、「子どもが小学校でプログラミング教育を受けることによって、期待する効果を教えてください」という質問では、「基本的な素養としてのスキルが身につく」(37.7%)、「科学技術系や、理数系の知識が高まる」(33.8%)、「将来の職業の選択肢が広がる」(33.4%)という声が寄せられた。

 「『今後、AIの進化によって、将来の就業に影響がある』という報道を知っていますか」という質問では、33.7%の母親が「知っている」と答えており、今後のAIと仕事との関係に注目しているとする母親は22.9%に達している。さらに、「子どもの将来の就業に向けて、スキルや技能習得に力を入れたいですか」という質問では、15.3%の母親が「すでに準備を始めている」と答えているほか、21.4%の母親が「すぐにでも準備を始めたい」と回答した。

 「『STEM教育』(今後のICT社会で長期的に活躍するために、Science[科学]、Technology[技術]、Engineering[工学]、Mathematics[数学]分野の理解促進や技術習得をはかるための教育)を知っていますか」という問いについては、「知っている」という答えは14.9%で、「STEM教育」について知っている母親の83.0%が「その重要性を感じている」と回答するとともに、そのうち67.8%が習い事や家庭学習などですでに対策を始めているという。

 なお、今回の調査対象のうち、3.6%の母親は子どもをプログラミング教室に通わせており、その理由としてもっとも多かったのが、「自分で考えて、行動できる人になるため」(55.9%)だった。さらに、「プログラミングなどの教室に通い出して、子どもが変わったことは」という質問に対しては、「創造力が高まった」「勉強に意欲的になった」(どちらも47.5%)、「自分に自信がついた」(45.8%)と答えている。

 これらの集計データをまとめた全21ページの調査結果レポートは、「Marketing Research Camp」からダウンロードできる。


【関連リンク】
ジャストシステム
「Marketing Research Camp」
「Fastask」

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https://edtechzine.jp/article/detail/25 2017/04/12 18:40

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