角川ドワンゴ学園N高等学校(N高)は、地域と企業とのアライアンスを構築し、地域の経済再生に資する事業を開発するエリア・イノベーション・アライアンスと、全国各地の地域の特産を活かして起業体験を行う「Local Venture Challenge(ローカルベンキャーチャレンジ)」を共同で始動することを、7月22日に発表した。
「Local Venture Challenge」では、“地方に行ってアドリブで起業してみる”をコンセプトに、起業に必要な知識を1か月間オンライン動画授業で事前学習した後に、4泊5日の現地での起業体験(ワークショップ)を通じて、未経験から企画書作成や予算書作成の知識を身につけつつ、実際にスモールビジネスを提供して振り返りまでをネットとリアルを活用しながら体験することで、これからの時代に求められる“やりたいことを形にする力”を学ぶ。
アドバイザーには、エリア・イノベーション・アライアンスの代表理事として全国各地で地方事業開発を推進するほか、内閣府地域活性化伝道師なども務める木下斉氏を迎え、自身が高校生の頃から経験した地域の人々と協力して盛り上げていくメソッドやおもしろさを生徒に伝えてもらう。
第1弾は岩手県紫波町にて8月1日~5日に「“Local Venture Challenge”岩手県紫波町」として実施し、同町で年に一度開催される「オガール祭り」期間中に同町の素材を使った新たな商品・サービスの立案、販売、利益をあげることに挑戦する。具体的なスケジュールは以下の通り。
- 1日目:開校式、オガールエリアの街歩き、4泊5日を過ごすチームビルディング、企画書・予算書作成
- 2日目:材料調達申請書の作成ワークショップ、翌日の出店準備作業、オガール祭準備
- 3日目:事業プロデュース1日目、販売、この日の振り返り、改善会議、明日の準備作業
- 4日目:事業プロデュース2日目、販売、この日の振り返り、お疲れ様パーティー
- 5日目:チームプロジェクトの振り返り、個人の振り返り、閉校式
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