エクシードは、東京学芸大こども未来研究所と、STEM教育を推進する講座「ものづくりプログラミングコース」を共同開発したことを、5月30日に発表した。
同社は、「Tech for elementary」というブランドで、映像授業をベースとしたプログラミング教室をFC展開している。
「Tech for elementary」では、Scratchなどのプログラミングだけでなく、ロボットやドローンの制御、3Dプリンタを使った工作、動画制作といったSTEM教育を意識したコースを展開してきたが、科学の法則性や物理的なものづくりなどを学ぶコースは提供しておらず、厳密にはSTEM教育のコンテンツとしては不足があった。
一方、東京学芸大こども未来研究所では同大学の教育ノウハウを活用し、さまざまな形でSTEM教育を推進し、その成果を地域に還元しており、今後はより広く社会に還元していくため、プログラミング教室などへの提供・展開を検討しており、今回の共同開発に至っている。
「ものづくりプログラミングコース」では、台湾の教育ブロックメーカー「Gigo」を使用し、水力発電や信号機を「Gigo」ブロックで制作しながら、発電の仕組みやプログラミングのアルゴリズムについて学ぶといった、サイエンスとプログラミングの2つのコースを提供していく。
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