芝浦工業大学附属中学高等学校は、毎年恒例となっている芝浦工業大学での特別授業として、豊洲キャンパスと芝浦キャンパスで、中学1年生~3年生向けの講座を実施した。
中学1年生は、7月8日に豊洲キャンパスで、「工学わくわく講座 <パスタ・ブリッジで、橋の骨組み構造の強さを学習、強度が高い組み合わせを考える>」と題して、大学生のサポートのもと、パスタを使った橋作りに挑戦。最初に骨組み構造について講義を受けた後、設計図をもとにグルーガンでパスタをつなげでパスタブリッジを作り、そのパスタブリッジが何グラムまで耐えられるかを、おもりを乗せて強度試験を行った。
中学2年生は、7月9日に豊洲キャンパスで、「ロボット入門講座 <リモコン操作ロボット「ビートル」を製作。完成後は障害物競走の競技会で優勝を目指す>」と題して、大学教員によるロボットの歴史、未来の活用に関する講義の後に、芝浦工大が開発した教育用ロボットシリーズの1つ、初心者向け4足歩行「ビートル」を1人1台製作した。製作は、大学生と付属高校生がサポートし、完成後はチームによるトーナメント形式の障害物競走に挑戦している。
中学3年生は、7月8日に芝浦キャンパスで、「ものづくり講座 <「デザイン工学」の楽しさが体感できる4つの体験講座から選択>」と題して、より遠くまで飛べる飛行機のデザインを考える「段ボール飛行機」講座、コンセプトを考えて機能性とデザイン性に優れたクリップを作る「フォトクリップ」講座、金属と植物性プラスチックで恐竜や昆虫模型を製作する「金属フィギュア・生分解性プラモデルの製作」講座、立案・スケッチしたアプリをタブレット端末に取り込み、動作検討を行う「自分だけのアプリをデザイン」講座を通じて、デザイン工学の魅力に触れた。
【関連リンク】
・芝浦工業大学附属中学高等学校
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