レアジョブは、同社が提供する「レアジョブ英会話 法人向けサービス」を利用している企業を対象に実施した、「企業の英会話研修動向調査」の結果を3月6日に発表した。
「企業の英会話研修動向調査」は、「レアジョブ英会話 法人向けサービス」利用企業の担当者を対象に、平成30年12月21日~26日の期間に実施され、184名より回答を得ている。回答が得られた企業の4割が製造業で、回答者の担当部署の5割強が人事/総務関連の部署だが、事業部門で研修機能を持っている企業もあった。
調査対象企業に対して、英会話研修で重視していることを尋ねたところ、「通学の有無」「受講時間の融通さ」といった利便性とともに、7割以上の企業が「研修の学習成果」を挙げている。
英語力の指標については、46%が設定しておらず、研修の成果をどのように測定していくかが課題といえる。また、スピーキング力に関する成果指標を導入している企業はまだまだ多くない。
英会話研修の受講対象は、中堅社員・役職者層が約8割ともっとも多かったものの、若手社員も約7割に達しており、年齢層の偏りはさほど大きくはなかった。一部では、内定者向けの研修として活用することで、新卒採用における優位性の獲得につなげている企業もみられる。
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