アクトインディが企画運営する、子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は、12歳以下の子どもを持つ保護者を対象に実施した「インターネット視聴に関するアンケート」の結果を、1月31日に発表した。
「インターネット視聴に関するアンケート」は、全国の12歳以下の子どもを持つ保護者を対象に2018年12月3日~2019年1月7日の期間に実施され、586名より有効回答を得ている。
保護者と子どもが平日と休日に、どのくらいの時間インターネットを見ているかを尋ねたところ、大人は平日平均55分、休日は58分。子どもは平日平均33分、休日は49分だった。一方、平日、休日ともにインターネットをまったく見ない子どもは30%以上となっている。
同社が2018年12月に実施した「テレビ視聴に関するアンケート」との比較では、保護者も子どももインターネットを見ている時間の長さと、録画でテレビを見ている時間の長さは同程度だった。
12歳以下の子どもを持つ保護者のインターネット視聴時間と、総務省が行ったインターネット視聴時間(子どもを持たない人も含む)とを比較したところ、平日・休日に関わらず12歳以下の子どもを持つ保護者のインターネット視聴時間はかなり短いことがわかる。
子どもがインターネットで動画を見ることについて、保護者の意見を尋ねた質問では、「見る時間を制限している」が40%、「見せる動画を選択している」が29%に達するものの、全体的には「音や映像など、本や図鑑などにはない情報が得られる」(38%)、「インターネットには、テレビにはない、子どもが好きな幅広い内容の動画がある」(33%)といった、動画ならではの利点を挙げる意見が多い。
また、「外出先などでスマホやタブレットで手軽に動画が見せられるのが便利」(34%)、「親(保護者)の家事中や外出時に静かにしていてほしい時などにインターネット動画は便利だ」(25%)など、保護者として都合がよい、という理由も少なくなかった。
子どもが視聴している動画としては、「YouTube」(13%)がもっとも多く、Amazon PrimeやHuluといった有料コンテンツは少数に留まっている。動画の内容は、アニメ関係が10%、歌など音楽が6%、映画系が4%、電車やプラレールなど乗り物系が4%だった。キャラクターは、アンパンマンとドラえもんがともに4%、ディズニー系が2%となっている。
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