プログラミングが学べるロボティックボール「Sphero」とは?
Spheroを開発しているアメリカの企業Sphero社は、スターウォーズに登場するドロイドの「BB-8」や「R2-D2」といったロボットトイで有名です。
その中でも、さまざまな色に光りながら転がるボール型のロボット、Spheroシリーズは世界中の子どもから大人までの幅広い層に人気です。Bluetoothでデバイスと接続するだけで、簡単に30m以内にあるSpheroの制御を可能にします。
本記事で解説するSphero BOLTの他にも、STEM教育の学習に特化した「Sphero SPRK+」、表情認識機能が搭載されている「Sphero Mini」など、さまざまな種類が発売されています。
Spheroシリーズの最新作、「Sphero BOLT」の新機能
Sphero BOLT本体は、これまでのSpheroと同様に非常に強い耐衝撃性を持つポリカーボネート製。操作に慣れず壁に強く当たっても壊れることがありません。充電方法もSphero SPRK+同様、付属品の非接触ワイヤレス充電器を使用します(Sphero SPRK+の充電台はSphero BOLTに使用できません)。
スペック
- 大きさ:直径73mm(野球ボールほどの大きさ)
- 重さ:約200g
- 充電方法:Micro USB Micro-Bの充電台の上に置く
- 最高速度:秒速2m
- 充電時間:フル充電は6時間
- 最大プレイ時間:2時間
- 対応アプリ:Sphero Edu(iOS、Android、Kindle、Chrome)、Sphero Play(iOS、Android)、Swift Playgrounds(iOS)
- 参考価格:19310円(税込)
そのほかにも、Sphero BOLTには以下の特徴があります。
- 8×8LEDドットスクリーンによって、アニメーションや文字の表示が可能。
- 光センサーが搭載され、明かりによってロボットを動かすことが可能。
- 赤外線通信ができるため、複数のロボットでゲームすることが可能。
- 自動エイミング機能が搭載され、内蔵されているデジタルコンパスによって自動的に正面方向の設定が可能。
これらの特徴が加わったことでよりおもしろく、細かくプログラミングした上で動かすことができるようになりました。
Sphero BOLTは以下のURLから購入可能です。
Sphero BOLTの内容物を確認しよう
内容物は以下の通りです。
- Sphero BOLT本体
- 充電台
- USBケーブル(Micro-B)
- ステッカー
- 分度器・方向、時計シート
- 説明書(英語)
「Sphero Edu」とは?
「Sphero Edu(スフィロ イーディーユー)」は、Sphero専用の教育向けプログラミングアプリです。ただ感覚的にSpheroを制御して動かすだけでなく、移動する方向や距離、時間、本体の色やディスプレイに表示する絵や文字を指定するプログラムを作成することができます。また、全世界のユーザーに向けて作成したプログラムを公開できるアプリ内コミュニティもあり、多くのユーザーと学び合うことができるのも魅力のひとつです。