ワークスアプリケーションズは、自らの思考と発想で問題解決できるイノベーション人材の育成を目的に独自開発した教育プログラム「パトスロゴス」を、立教大学で全学共通科目として平成30年春学期に実施し、約100名の学生が受講した。
「パトスロゴス」は、不確実な未来を切り拓くイノベーターの育成を目的に、イノベーションが起こる原理や知識を習得すべく、世の中の大きな流れを読み、自らの頭で思考するためのインプットとアウトプットのトレーニングを実施することで、「不確実な未来を想像する力」を身に付ける教育プログラム。
ディベートやプレゼンテーションなどを通して、変革の歴史や時代背景、経緯などを理解し、鋭い視点での事実の解釈「どの部分を見るか」を養った後に、世界規模での視界を持ち、世界全体で起こっている変化を読む力を養うとともに、これまでの変革の流れを過去に遡り思考することで、空間軸と時間軸を広げて思考する力を養う。最終的には、価値を提供する企業などの成長に貢献する経営者や投資家の立場を捉えて、思考・判断の視座を高める。
実際に「パトスロゴス」を受講した立教大学の学生からは、「授業全体の目標が明確だった」「自分にとって新しい考え方・発想を得ることができた」「この授業を受けて満足した」「この授業を通して高校と大学の学びの違いを感じた」など、良好な反応が得られた。
また、学生に対して実施したアンケートでは、「ディスカッションをすることでさまざまな意見を知ることができ、自分の価値観の多様化にもつながった」「ディスカッションの機会が多く、自分で考える習慣が身につき、論理的に話すよう努力するきっかけとなった。さまざまな考えを持った学生たちと話し合うことを通じて、思考の幅が広まった」といった意見が寄せられている。
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