サマデイが開発・提供しているSNS型eポートフォリオ「Feelnote」を活用し、ポートフォリオによる学びの推進と実証を行っている複数の学校・団体が、11月25日に聖徳学園中学高等学校(東京都武蔵野市)で開催される「みんなの教育改革実践フォーラム2018」にて、事例発表を行う。
「みんなの教育改革実践フォーラム」は、英語4技能・探究学習推進協会(ESIBLA)が日本アクティブラーニング協会と共催する、実行ベースでの教育改革の推進を目指す有志のフォーラム。年2回の開催を企画しており、初年度となる今回は、「eポートフォリオは何のためにやるのか?」をテーマに開催する。
eポートフォリオを活用する教育機関による実践事例の発表には、以下の学校・団体が参加予定となっている。
- トビタテ!留学JAPAN
- 大阪教育大学付属高等学校池田校舎
- 大阪市立水都国際中学校・高等学校
- 大妻中学高等学校
- 京都市立紫野高等学校
- 啓明学院高等学校
- 日本大学三島高等学校
- 早稲田摂陵中学校・高等学校 など
おもな発表内容は以下の通り。
- eポートフォリオを活用する生徒たちの本音
- キャリア教育×eポートフォリオの実践報告
- 中学生でのポートフォリオ教育の必要性
- 公立高校における導入障壁とその克服について
- 身近な探究にポートフォリオがどう活かされるか など
そのほか、日本学術振興会の顧問であり、日本アクティブラーニング協会の会長でもある安西祐一郎氏による「脱ガラパゴスの教育改革の実現に向けて」と題したオープニングセッションや、アクティブラーニングメソッド、探究学習教材など、教育改革に向けた教育プログラムやサービスを提供する民間企業・団体による展示とプレゼンテーション、参加者による交流会などを実施する。
開催日時は11月25日13時~18時(12時30分開場)。参加費は無料で、懇親会への参加は一般が5000円、ESIBLA会員なら3000円が別途必要。
なお「みんなの教育改革実践フォーラム」では、2019年夏に「どこが違う? 世界と日本の教育&大学入試」、冬に「英語4技能育成と評価の実際」などのテーマでの開催を予定している。
「Feelnote」は、SNSで体験をシェアする感覚でライフログを蓄積することで、気軽にポートフォリオを作成できるシステム。現在、文部科学省/JASSOによる「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」や、中高一貫校などに在籍する国内の中高生、大学生に幅広く活用されており、ハーバード大学やプリンストン大学など、アメリカの有名大学が採用し、日本の大学でも展開予定の入試システム「Universal College Application」と連携する公認システムでもある。
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