カラダノート、ファーストアセント、AsMama、オトバンク、ピクスタが運営するfotowaの5社は、ITやテクノロジーを活用し心身共にゆとりある子育て環境の実現を目指すサービス「子育Tech(こそだてっく)」を提唱・推進していく共同組織「子育Tech委員会」を、10月2日に発足した。
「子育Tech」は、平成30年3月よりカラダノートが提唱してきたサービスで、ITやテクノロジーを活用して、子育てにおける以下のような項目を実現するものが該当する。
- 育児の記録や共有の効率化するもの
- 育児の情報収集の効率化するもの
- 育児にまつわる夫婦間のコミュニケーションの糸口になるもの
今回の「子育Tech委員会」の発足は、「子育Tech」の「子育てとIT・テクノロジーを活用し、心身共にゆとりある子育て環境を実現する」という理念に賛同した子育てに関わるITサービスを運営する5社が集い、共同提唱していくことで、子育てのさまざまなシーンでトータル的にサポートできると考えたことが発端で、各社が協力して現代にマッチした子育ての価値観と環境づくりを目指して活動していく。
今後は、「手間暇かけてこそ愛情」という価値観と「テクノロジーを育児に取り入れることによる利便性の高さ」の間で揺れる現代の子育て世代に、子育Techの概念を浸透させ、引け目を感じることなく「子育Tech」を取り入れた心身ともにゆとりある育児の実現を目指す。
具体的な活動内容は以下の通り。
- 子育Tech委員会共同によるイベント:半期に一度のペースで実施
- 参画企業個別開催によるイベント:2~3か月に一度ペースで実施
- 子育て×テクノロジーに関する調査レポート:2か月に一度ペースで実施
- 子育Tech委員会参画企業の募集(随時)
なお、参画企業が10社以上になった段階で、一般社団法人化を目指す。
さらに、子育てに関する知識や価値観に世代間でギャップがあることから、現役子育て世代だけでなく、その親世代への理解を目指し、地方自治体や、NPO法人などにも協力を仰ぎつつ、孫育て世代を対象としたイベントなどを実施していくことで地域全体の価値観の変換を目指し、子育てしやすい環境づくりに努める。
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