アドビシステムズと、米UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)の日本総代理店であるドームは、スポーツおよび教育分野におけるデジタライゼーション領域で協業を開始したことを、8月30日に発表した。
今回の協業では、ドームがアンダーアーマーのECサイトや店舗における顧客体験の充実やブランド認知拡大のために、アドビのデジタルマーケティングソリューション「Adobe Experience Cloud」を包括的に導入する。アドビは、ドームのデジタルマーケティング推進のための組織構築を支援するコンサルティングサービスや、ソリューションのトレーニングを提供する。
また、いわきFCのWebサイト刷新のため、アドビのデジタルエクスペリエンス管理ソリューション「Adobe Experience Manager」、分析ソリューション「Adobe Analytics」、テストとターゲティングソリューション「Adobe Target」、デジタル管理プラットフォーム「Adobe Audience Manager」を活用し、モバイルデバイスを含むファンエンゲージメント強化への支援を行う。
さらに、ドームが「Adobe Experience Manager」を活用して、法政大学アメリカンフットボール部など6部活動のWebサイトを刷新する。なお、将来的には大学スポーツのポータルサイト構築ソリューションの、他の教育機関への提供も視野に入れている。
このほか、アドビからドームに対してクリエイティブプラットフォーム「Adobe Creative Cloud」を活用した世界基準のクリエイティブプロセスを提供し、ドームからアドビに対してはアンダーアーマーのプロモーション動画をはじめとするクリエイティブ制作における知見を提供する。また、将来は新機能の共同開発も見据えている。
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