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半数超の家庭が子どもの家庭学習に悩み。もっとも大きな悩みは「自主的に取り組まない」こと【NEXERと家庭教師のファミリーによる調査】

 NEXERは、「家庭教師のファミリー」と共同で子どもがいる全国の男女250名を対象に実施した、「子どもの家庭学習での悩み」に関するアンケート調査の結果を12月5日に発表した。同調査は、11月5日〜10日の期間に行われている。

 調査対象者に、子どもの家庭学習に関する悩みはあるかを尋ねたところ、「ある」という回答が52.8%を占めた。

 子どもの家庭学習に関する悩みが「ある」と答えた人に、子どもの家庭学習について、もっとも大きな悩みを尋ねた質問では、「自主的に取り組まない」(38.6%)がもっとも多く、それに続く「集中力が続かない」(21.2%)と合わせて、動機づけの難しさが最大の壁となっている。「自主的に取り組まない」を挙げた人からは「学校の宿題を言われないとやらない」「勉強をしなさいと言わないようにしようと努力するけど、そうすると一向にする様子がなくイライラしていました。ストレスでした」などが、「集中力が続かない」を挙げた人からは「やる気はあるが集中力がなくやりながら他の事に興味がいってしまっており、なかなか身にならない様子に悩んでいます」「やり始めたのはよいけれど、すぐに飽きて寝転がってしまう」といった声が寄せられた。

 子どもの家庭学習を習慣化できていると感じるかを尋ねたところ、「あまり感じない」と「まったく感じない」を合わせた割合が56.4%に達している。一方、「とても感じる」と「やや感じる」を合わせた割合は43.6%だった。

 子どもの家庭学習を習慣化できていると感じるかを尋ねた質問に対して、「とても感じる」または「やや感じる」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「本人にやる気・向上心があるから」(56.0%)が他を大きく引き離して最多となり、以下「目標設定」「自然な習慣化」が続いている。

 子どもの家庭学習を習慣化できていると感じるかを尋ねた質問に対して、「あまり感じない」または「まったく感じない」と答えた人に、家庭学習を習慣化できていない理由は何だと思うかを尋ねたところ(複数回答)、「本人のやる気の問題」(63.8%)が他を大きく引き離してもっとも多く、「ゲーム・スマホなどの誘惑」(29.1%)がそれに続いた。

 家庭学習を習慣化するために、工夫していることを自由に答えてもらった質問では、「目標を作ること、子どもが苦痛にならない時間にすること」「夕飯の前に宿題を必ず済ませてからということを習慣化したから」「毎日ママ問題を作って、苦手分野を復習できるようにしている。親の手作りだと思うと、やらないといけないという気持ちが自然に湧くようだ」といった声が寄せられている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/13345 2025/12/11 13:00

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