マクロミルは、ニュースレター「HoNote通信」第144回の調査テーマとして、全国の男女1万名に大人になってからの習い事の経験を尋ねるとともに、現在習い事をしている男女1000名に習い事サービスの利用状況を尋ねた、「大人が通う習い事」の調査結果を8月28日に発表した。
全国の男女1万名を対象に、大人になってから習い事を経験したかを尋ねたところ、39%が「経験あり」と回答している。さらに、そのうち16%が習い事を現在も継続中だという。
現在、習い事をしている男女1000名に、大人になってから習い事を始めた理由を尋ねた質問では、「スキルアップ・自分磨きのため」(62%)が最多で、「新しいことを始めたくなったため」(38%)、「息抜き・ストレス解消のため」(34%)、「生活を充実させるため」(32%)が続く。一方で、「仕事で必要だったため」「家族・友人に誘われたから」「暇つぶしのため」といった受動的、消極的な理由はそれぞれ10%未満だった。
現在、行っている習い事としては、1位が「スポーツ・フィットネス(ゴルフ、テニス、ヨガ、トレーニングなど)」(37%)、2位が「語学系(英会話、その他言語)」(23%)で、3位以下は「音楽系」「資格取得系」「日本文化系」が続く。
習い事に対して、1か月あたりかけている合計金額は、「3000円~5000円未満」(32%)、「5000円~1万円未満」(32%)がボリュームゾーンで、3000円未満の割合も含め72%が1万円未満に収めていることがわかる。なお、平均金額は8283円だった。
現在通っている習い事をどうやって知ったのかを尋ねた質問では、女性では「友人や家族、親戚からの口コミ」(44%)、男性では「インターネット検索」(36%)が最多となっている。
さらに、大人になってから習い事をしたことがある3902名に、オンラインでの習い事の経験について尋ねたところ、15%が経験があると答えており、内容としては「語学系(英会話、その他言語)」(48%)が最多で、「資格取得系(簿記など)」(30%)がそれに続く。また、それ以下にも「PCスキル系」「ビジネススキル系」といった学習系の習い事が挙げられた。
オンラインの習い事を選んだ理由を、習い事(「語学系(英会話、その他言語)」「資格取得系(簿記など)」「PCスキル系(パソコン入門、エクセル、プログラミングなど)」)ごとに尋ねた質問では、「好きな時間に受けられるから」「教室まで足を運ばなくて良いから」「気軽に受講できたから」といった利便性の高さが上位となっている。
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