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高校生の約8割が「性別による不公平」を実感、約9割が多様な性を受け入れることが明らかに【ライフマップ調査】

 進学情報サイト「コレカラ進路.JP」を運営するライフマップは、全国の高校生を対象に実施した、「高校生が考えるジェンダーへの意識と本音」に関するアンケート調査の結果を、10月2日に発表した。同調査は、8月27日〜9月26日の期間に行われ、155名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、「ジェンダーギャップ」や「ジェンダー平等」という言葉を知っているかを尋ねたところ、「知っていて関心がある」という回答が43.9%に達しており、「知っているが関心はない」(38.7%)、「聞いたことはあるがよく知らない」(13.5%)、「知らない」(3.9%)がそれに続いた。

 「世の中には、性別によって不公平がある」と感じたことがあるかを尋ねた質問では、「よくある」(19.4%)と「時々ある」(61.3%)を合わせた割合が80.7%に達している。

 「世の中には、性別によって不公平がある」と感じたことが「よくある」または「時々ある」と答えた人に、そのように感じた場面を具体的に挙げてもらったところ(複数回答)、「男らしさ/女らしさなどの言動に対する違和感」(55.2%)がもっとも多く、「進路や職業に関するイメージ」(48%)、「メディアやSNSでの表現」(41.6%)がそれに続いた。

 性別に関係なく生きやすい社会になっていると思うかを尋ねた質問では、「とても思う」(20.6%)と「やや思う」(48.4%)を合わせた割合が約7割を占める一方で、「あまり思わない」「まったく思わない」という回答も30.9%に達している。

 もし友人や身近な人が「同性のパートナーを選ぶ」「性別を変える」といった選択をしたら、どう感じるかを尋ねたところ、「とくに気にしない/自然なことだと思う」という回答が56.1%を占めて最多となり、「最初は驚くかもしれないが、受け入れられると思う」が33.5%でそれに続いた。

 「ジェンダーに関する社会問題」で関心のあるものを尋ねた質問(複数回答)では、「働き方の不平等さ(男女の給与格差や昇進の違いなど)」(54.2%)がもっとも多く、以下「LGBTQ+への理解や配慮」(38.1%)、「男らしさ・女らしさなどの価値観による生きづらさ」(37.4%)が続いている。

 これからの社会が性別に関係なく生きやすくなるためには、何が大切かを自由に答えてもらったところ、多様な意見が寄せられる中で、「自分たちの世代は柔軟に考えられているが、親世代との価値観ギャップが課題になっている」といった指摘もみられた。一方で、高校生たちの言葉からは「理解しようとする姿勢」や「人として向き合うこと」といった前向きな姿勢も浮かび上がっている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/13082 2025/10/06 06:00

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