城南進学研究社は、不登校の児童生徒を持つ教員を対象とした勉強会「教員として不登校の子供へ寄り添うということ」を、10月4日にオンラインで開催する。参加費は無料。

文部科学省の令和5年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、小中学生の不登校児童生徒数は過去最多の34万6482人に上った。そして、不登校の児童生徒の増加に伴い、児童生徒の不登校に悩む教員の数も増加している。

こういった背景を受けて、同社は不登校の児童生徒がいる教員のための勉強会を開催する。講師の加嶋文哉氏は、現役教員時代に不登校の親の会「星の会」を立ち上げ、以降30年以上にわたり不登校の児童生徒とその保護者に寄り添ってきた不登校に関する専門家である。教員であった加嶋氏自身の失敗談もふまえ、子どもの社会的自立を支援するにあたって大切なポイントを紹介する。
開催日時は10月4日の10時から12時で、Zoomにてオンライン開催される。対象は、教員および教育委員会(教育支援センター)、フリースクールの職員。参加には事前申し込みが必要となり、10月2日まで受け付けている。
勉強会の内容は次のとおり。
- 1部:講話 10時から11時20分(1部のみの参加も可)
- 2部:質疑応答 11時20分から12時
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