昭和女子大学は、2026年4月に初の本格的な理工系学部となる「総合情報学部(仮称・設置認可申請中、以下同様) 」を新設する(設置認可申請中のため、内容が変更となる場合がある)。それに伴い、国内外の産学官連携の主体となり、専門性の発信と教育の社会実装を担う機能を備えた「情報科学研究所」を10月1日に設立する。
同研究所は、「基礎数理統計部門」「データ活用推進部門」「デジタル活用推進部門」「外部連携推進部門」の4部門で構成される。各部門が連携し、国内外の大学、研究機関、自治体、企業との協働におけるハブとなることを目指している。活動の基本方針は次のとおり。
- 国内外の企業などと連携し、具体的プロジェクトを推進
- 専門性の発信と教育の社会実装
- 教員の学術研究活動の支援と促進
新設予定の総合情報学部は、データサイエンスの手法やデジタル技術に加え、各ドメイン(専門分野)に関する知識を持ち合わせた「文理融合型」のカリキュラムが特徴である。数理能力に基づく思考や発想ができ、データやデジタル技術に関する知識やスキルを活用して社会課題を解決し、新たな価値をもたらす創造的なアイデアを社会に実装できる女性の育成を目指す。
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