品川女子学院は、2025年に創立100周年を迎え、次の100年に向けた取り組み「チェンジエージェント プロジェクト」を始動することを、7月24日に発表した。

同校では「次の100年に向けて必要なのは、課題を自ら発見し、多様な人々を巻き込みながら、社会に変化を起こすことのできる女性たち」と考えている。そんな起業マインドを持った女性「チェンジエージェント」の育成を目指し、同プロジェクトを立ち上げた。
「起業マインドを持つ人とは、必ずしも実社会で起業する人のみではない」という考えのもと、社会のあらゆる場所で、起業家的なマインドをもって他者への影響力を発揮する人物である「チェンジエージェント」の育成を目指す。同校の起業マインド教育は、アントレプレナー(起業家)とイントレプレナー(社内起業家)の共通資質を育むことに重点を置いており、「チェンジエージェント」という新たな価値を共創し、組織や社会の変革を推進し、校外へのノウハウのシェアで社会的インパクトを出したいと考えている。

同プロジェクトでは、ライフステージを問わず女性が社会で活躍できる環境の創出を目指す。大切にしているのは、問題発見力・共感力・発信力・内省力であり、実際と同様のプロセスを経て起業を体験するプログラムや、自治体・地域ステークホルダーとの連携など、同校らしいユニークな方法で生徒一人ひとりの起業マインドを育む。

なお特設サイトでは、同校が持つ強みやデータのほか、OGへのインタビュー動画も後日公開される予定。
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