SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

次回のオンラインセミナーは鋭意企画中です。準備が整い次第、お知らせいたします。

EdTechZineオンラインセミナー

EdTechZineオンラインセミナー

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

ニュース

小学生の夏休みの宿題、読書感想文が毎年出る割合は約4割──半数以上の保護者がAIなどのツールを使用することに反対【「楽天ブックス」調査】

 楽天グループは、同社の運営するオンライン書店「楽天ブックス」が、小学生の子どもがいる「楽天ブックス」ユーザーを対象に実施した、「小学生の読書感想文に関する調査」の結果を7月17日に発表した。同調査は、6月13日〜22日の期間に行われ、1348件の回答を得ている。

 調査対象者に、自身の子どもが通う学校では、夏休みに読書感想文の宿題が出るかを尋ねたところ、「毎年出る」という回答が約4割となった。一方、「ほとんど出ない」と「出ない」を合わせた割合も約4割となっている。

 自身の子どもは、読書感想文の本をどうやって選ぶかという質問(複数回答)では、「公共の図書館で選ぶ」(37.1%)がもっとも多く、以下「学校や先生から指定された本を選ぶ」(34.0%)、「書店で選ぶ」(31.2%)が続いている。

 自身の子どもは、読書感想文を書くのが得意だと思うかを尋ねたところ、「苦手だと思う」と「とても苦手だと思う」を合わせた割合が約6割を占めた。「とても得意だと思う」と「得意だと思う」を合わせた割合は、1割ほどにとどまっている。

 自身の子どもが読書感想文を書くことについて、「苦手だと思う」「とても苦手だと思う」「どちらとも言えない」いずれかの回答をした人に、どのようなサポートがあれば、子どもの読書感想文作成に役立つと思うかを尋ねた質問(複数回答)では、「文章作成のサポート」(81.0%)が最多となった。

 自身の子どもの読書感想文を、どの程度手伝うかを尋ねたところ、「かなり手伝う」と「少し手伝う」を合わせた割合が半数超に達している。

 自身が小学生だった頃と比較して、今の小学生の読書感想文事情は変わったと思うかを尋ねた質問では、「とても変わったと思う」と「少し変わったと思う」を合わせた割合は44.9%となった。

 具体的に、どのような点が変わったかを尋ねたところ(複数回答)、「出題の頻度が減った」(52.6%)、「本選びの自由度が上がった」(28.6%)が上位となっている。

 自身が小学生だった頃と比較して、もっとも変わった点を自由に答えてもらった質問では、「強制ではなく、任意での提出となった」といった、読書感想文を書きたい子どものみが自由に参加できるようになったという声が多数寄せられた。また、「インターネットなどで本の選び方や文章の書き方を調べることができるようになった」「AIの活用ができるようになった」といった声も寄せられている。

 自身の子どもの読書感想文に、AIなどのツールを活用している、または活用する予定があるかを尋ねたところ、「活用している、または活用予定がある」とする回答は4.8%にとどまった。

 読書感想文を書く上で、AIなどのツールを使うことについてどう思うかを尋ねた質問では、「賛成」と「どちらかというと賛成」を合わせた割合は約1割だったのに対して、「反対」と「どちらかというと反対」を合わせた割合は約6割となっている。

 AIなどのツールを使うことに「賛成」と答えた人からは、「使い方を学ぶきっかけになればよい」「ツールを使うことで新しい視点が生まれそう」といった声が寄せられている。一方、「反対」と答えた人からは「自分で考える力が身につかないから」という意見が多く寄せられた。

 そのほか、小学生の子どもにすすめたい本を尋ねたところ、『モモ』 『赤毛のアン』『エルマーのぼうけん』などが挙げられた。

 なお「楽天ブックス」では、夏休みの読書感想文を気軽に楽しむ機会を提供すべく、8月14日まで「夏休み読書感想文Xキャンペーン」を実施する。参加条件は、「楽天ブックス」公式Xをフォローし、指定のハッシュタグを付けて読書感想文をXに投稿すること。その後、抽選で合計10名の参加者に「図書カードネットギフト」5000円分が贈られる。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EdTechZine(エドテックジン)
https://edtechzine.jp/article/detail/12791 2025/07/23 16:40

おすすめ

記事アクセスランキング

記事アクセスランキング

イベント

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

記事アクセスランキング

記事アクセスランキング