アーシャルデザインは、東京都の大田区教育委員会が指定する、区立中学校における部活動管理運営などの業務委託を受託したことを、6月19日に発表した。

同社が運営する「SportsForce Master&Coach」は、約2000名の質の高い指導員ネットワークと、複数の自治体での地域展開支援実績を活かして、教員の負担軽減と生徒への専門的な指導機会の提供という、部活動地域移行における重要課題の解決に取り組んでいる。
指導員は、教員経験者や指導実績のある人材、有資格者を中心に構成される。さらに、全員に対して研修を実施し、質の高い指導と事故防止を両立する体制を整備する。
同サービスは開始から約2年経ち、現在は約45の自治体・約350校(見込み含む)に導入されている。2025年度は大田区をはじめ千葉県流山市、千葉県印西市、神奈川県川崎市といった、複数の自治体からも地域展開事業を受託している。

今回の、大田区の区立中学校における部活動管理運営などの業務委託では、大田区立中学校7校に部活指導員を配置し、さらに部活の管理運営を進めていく。あわせて、自治体・学校・地域団体・保護者との連携体制の構築、事務局機能の代行、指導者研修や保護者説明会の実施サポートといった、部活動運営に必要なプロセスを一貫して支援する。
また、同社は各自治体や学校関係者からの相談にも個別に対応し、現場ごとの課題に合わせた最適な導入方法や運営体制の提案も可能となっている。今後も、持続可能な部活動のあり方をともに考え、地域とともに未来を創るパートナーとして、全国各地での支援を強化していく。
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