transcosmos online communicationは、大学などの学校法人向けにLINE公式アカウントの活用を支援するサービス「KANAMETO for Campus」をソフトバンクと共同で企画し、提供を開始したことを4月23日に発表した。

「KANAMETO for Campus」は、250以上の地方自治体で利用されているクラウドサービス「KANAMETO」をもとに、ソフトバンクとtranscosmos online communicationsが共同で企画し、ソフトバンクが販売、transcosmos online communicationsが開発・提供を行うサービス。
2023年よりソフトバンクとLINEヤフーは複数の大学と包括連携協定を締結しており、大学DXに取り組んでいる。今回LINEヤフーの出資先であるtranscosmos online communicationsが大学などの学校法人向けサービスに取り組むことになり、「KANAMETO for Campus」の提供へ至った。
大学などの学校法人は「KANAMETO for Campus」を利用することで、LINEを通して在校生や卒業生などとのコミュニケーションを実現する。在校生向けには、学部や学年に応じた必要な情報を届けるとともに、履修登録や就職活動などのよくある質問への入り口をLINEで提供し、在校生にとっても学校職員にとっても効率的で効果的な接点を作り出す。また、卒業生向けには、卒業学部や年度に応じて最新情報やイベント案内を届けることで母校とのつながりを作り出す。
利用する機能に応じて3つの料金プラン「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」が用意されており、月額7万円(税別)から利用できる。
今後は、学年や学部に応じた情報発信を行うためのデータ連携機能や、留学生向けにメッセージを自動翻訳する機能など、さまざまな学校法人が利用するための機能の充実を予定している。
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