Barbara Poolは、探究的な学びを推進するために、学校と企業が直接つながる新たなプラットフォームを構築して、4月23日にリリースした。

近年は、学校が企業や地域社会と連携しながら、創造力や課題解決能力を育成していく探究的な学びの重要性が高まっている。そこで同社は、学びの機会を広げる仕組みへのニーズに対応すべく、同プラットフォームをリリースした。自治体などが同プラットフォームを利用することで、学校と社会をシームレスにつなぐポータルサイトを構築できる。
ポータルサイトでは、過去の探究的な学びの事例や授業の進め方、ポイントを動画や記事を通じて知ることができ、自治体が進める独自教科において、どのような資質・能力の育成を目指しているのか、どのような学習過程を通じて実践されているのかを学べる。

あわせて、企業や団体と学校がつながって、授業パートナーとして協力可能な仕組みを提供し、独自教科の実施にあたって「STEAM×探究的な学び」の視点で授業をつくる教員や、子どもたちの学びを支える企業・団体を結びつける。
さらに、これまでの事例を参考にしつつ学びを設計できるため、さまざまなジャンルの事例を活用して、授業パートナーと円滑に連絡を取りながら学びを計画するためのツールを提供する。
同プラットフォームの導入にあたって、Barbara Poolでは単なるシステム提供だけでなく、教育現場に寄り添った伴走支援も行う。一例としては、探究学習を実践するための具体的な指導方法や事例をまとめたハンドブックの作成や、学校現場との連携による実践的な探究学習カリキュラムの共同開発などを実施していく。


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