すららネットは、同社が提供する「すららドリル」が、4月から埼玉県ふじみ野市の市立小学校において新たに導入され、市内12校の小学4~6年生約3000人の児童が活用を開始したことを、4月21日に発表した。

埼玉県ふじみ野市では、児童生徒の個別最適な学習と教職員の働き方改革を推進するため、2024年から市内中学校においてすららドリルをはじめとしたデジタル技術の活用を開始した。2025年4月からは、こうした取り組みをさらに小学校にも広げるべく、市立小学校にもすららドリルの活用が始まった。
すららドリルは、公立小中学校向けのAIドリル教材で、AIが学習履歴をもとに最適な問題を出題し、基礎からスモールステップで学力を定着させるため、日常的な学びの質を高める教材として期待されている。約20万問の問題群や弱点診断、アニメーションレクチャー、自動採点機能により、児童生徒は「できた」「わかった」という実感を積み重ねながら自信を育み、主体的・自律的な学習習慣の定着も期待できる。
また、課題配信や採点業務の自動化、進捗状況の可視化といった機能によって教職員の業務負担を軽減し、児童生徒と向き合う時間の確保にも貢献する。
すららネットは今後も、ふじみ野市が掲げる「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」を育む教育の実現に向けて、ふじみ野市教育委員会と連携してすららドリルの活用を進めていくとしている。
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