増進堂・受験研究社は、上智大学文学部英文学科教授 学事センター長であり、日本CLIL教育学会会長である池田真氏を招いた、英語教員向けオンラインセミナー「共通テストを“CLILと認知負荷理論”で読み解く:思考力を育む効果的な学習と授業設計について」を、3月29日15時〜16時30分に開催する。参加費は無料で、事前登録が必要。

同セミナーは、同社が教材開発に注力しているCLIL(内容言語統合型学習)をテーマとしている。池田真氏を招いて、思考力の養成につながるCLILやCLILで盛んになりつつある認知負荷理論を用いて共通テストを読み解き、通常の英語授業から入試を見据えた活用も期待できる「CLILと認知負荷理論を組み合わせた学習」のアプローチについて講演してもらう。
なお、認知負荷理論は、オーストラリアの教育心理学者ジョン・スウェラー氏によって提唱された理論となる。人間の学習過程における認知的な負荷に焦点を当て、教育やトレーニングの設計において学習者が効果的に新しい知識やスキルを習得できるようにする、実践的な取り組みが進められている。
おもな参加対象は以下の通り。
- 新課程における思考力を意識した受験指導や授業を試行錯誤している英語教員(CLIL授業が新学習指導要領や新課程入試にどのように関わるかを知りたい英語教員)
- CLIL授業実践のためのポイントを整理して理解したい英語教員(特に概念知識の扱い、思考力の活用、EAP(学術英語)スキルの指導)
参加申し込みは、3月28日20時が締め切りとなっている。
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