One Terraceは、同社が販売する「国際学生管理システムWSDB」における留学生のアルバイト管理機能に、「給与明細等複数アップロード機能」を3月4日に追加した。
「国際学生管理システムWSDB」は、日本語教育機関の効率化と学生の学習環境をサポートする日本語教育機関向けの学生管理システム。教職員用Webシステムと学生用WSDBポートフォリオ(スマートフォンアプリ)によって、留学生の入学から卒業までを一括管理できる。
今回の「給与明細等複数アップロード機能」の追加は、大学・専門学校・日本語教育機関をはじめとするすべての教育機関において、授業料をアルバイト収入から支払っている留学生は、1月から在留期間更新時に出入国在留管理庁へアルバイト収入に関する証明資料を提出しなければならなくなったことが背景にある。そのため、教育機関は留学生の月々のアルバイト状況について、エビデンスを取りつつ、適切に管理することが今まで以上に求められる。
「国際学生管理システムWSDB」には、従来よりアルバイト情報を学生が自ら、スマートフォンアプリ経由で報告する機能が搭載されていたが、今回の出入国在留管理庁の改定を受けて、アルバイト情報を報告するとともに「雇用契約書や、給与明細などのアップロード」が可能になった。とりわけ、留学生の登校状況を常に確認しにくい大学や、校舎・学生数の多い大規模校の業務を大幅に軽減し、教育機関側が学生から提出された資料をファイルアップロードして、管理する機能も備えている。

あわせて「学生口座情報」も学生用スマートフォンアプリから報告できる。これにより、在留期間更新のアルバイトに関わる業務を、すべてオンラインで完結させられるようになった。
なお「給与明細等複数アップロード機能」や、「学生口座情報」の学生用スマートフォンアプリからの報告は、「国際学生管理システムWSDB」導入校なら無償で利用可能となっている。
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