TimeTreeは、同社の社内研究所「TimeTree未来総合研究所」が、カレンダーシェアアプリ「TimeTree」ユーザーの予定動向をまとめた、「未来データレポート」2025年1月版を1月23日に発表した。同レポートは、2020年1月1日〜2024年12月31日の期間において、高校1〜3年生だったユーザーによって作成されたデータに基づいて作成されている。
同レポートによれば、登録予定1万件あたりの「塾」関連予定の出現数は、2020年度から2024年度まで変わらず、高校1年時点から高校3年の8割近い「塾」関連予定が登録されていた。
「オープンキャンパス」の予定も、直近3年における高校1〜3年生の予定登録状況をみると、高校3年生は一定の高い水準で推移し続けているのに対して、高校1・2年生は右肩上がりに予定数を増やし続けており、とりわけ高校2年生のオープンキャンパス予定は、高校3年生に迫る水準に達している。
「奨学金」に関連した直近5年間の高校3年生の予定をみると、年々「奨学金」を含む予定の登録数が増加していることがわかった。
あわせて、旧帝大と呼ばれる国立大学と、主要な私立大学の大学名を含む登録予定数をみると、ここ5年で国立大学の予定数には変化の傾向がみられない一方で、私立大学の予定数は右肩上がりに増えている。
2024年3月に登録されていた登録数上位50件の予定を抽出したところ、「バイト」「旅行」「遊び・レジャー」「免許取得」といった予定が多く登録されていた。
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