Study Valleyとパーソルテンプスタッフは、時代の変化に伴う「はたらく」価値観の変遷、自分の「はたらく」将来像を探究し、ビジネススキルの基礎も学べるプログラムを共同開発したことを、12月11日に発表した。同プログラムは、Study Valleyが開発・提供する探究学習プラットフォーム「TimeTact」を通じて、2025年4月から全国の高校生に提供される。
Study Valleyは全国の教育機関(おもに高等学校)向けに、AIを搭載した探究学習支援プラットフォームとともに探究学習の題材としてさまざまな企業が取り組む課題を提供している。
高等学校における進路指導の課題のひとつとして、卒業後のイメージが湧いていないため進路を意欲的に考えられない生徒が多くいることがあがっている。この課題に対し、そもそも「はたらく」とはどういうことなのかという理解を深めると同時に、探究的な学びも得られる機会を提供すべくパーソルテンプスタッフの「はたらく」とStudyValleyの「探究」のノウハウを掛け合わせたプログラムの開発・提供を開始するに至った。
同プログラムの概要は以下の通り。
はたらくを探究
「はたらく」を探究コンテンツを通じ、「はたらく」ことの時代を通じた変化に対応するために必要な知識やスキルを学び、自分がどういう働き方をしたいか、そのためにどういう行動をすべきかを探究する。「はたらく」ということの理解、未来の「はたらく」を考案し、「はたらく」に向けて何をすべきかを探究していくことで、探究自体の重要性も学ぶ。
はたらくを準備
「はたらく」を探究コンテンツを通じ、生徒が探究した内容に即した準備講座に取り組む。パーソルテンプスタッフが立ち上げた企業内大学「Temp University(テンプユニバーシティ)」の約200講座の中から、特にこれから社会に飛び立つ高校生にとって重要な知識・スキルと考えられる講座を厳選し、高校生向けにアレンジしている。「はたらく」に必要な知識・スキルの基本的な内容を理解すると同時に、探究学習における基礎スキル認定バッジを、Study Valleyとパーソルテンプスタッフから付与する。
今後はさらに、「はたらく」を探究プログラムに取り組んだ後、就業体験まで実施できる環境をパーソルテンプスタッフより提供することが検討されている。
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