みんなのコードは、「小学校プログラミング教育必修化もうすぐ5周年フェス 〜つくることで学ぶ、つくる歓びを広げよう〜」を、2025年1月19日13時〜18時に杉並区立杉並第六小学校(東京都杉並区)にて開催する。参加費は2200円(軽食付き)。
みんなのコードは、2017年より「プログラミング指導教員養成塾」を開催し、全国の教員と情報教育の基盤を構築してきた。2022年度からは、子どもたちに表現や創造の手段としてのプログラミングを活用する「学びの作品化」プロジェクトにも取り組んでいる。
しかしながら、みんなのコードが2023年2月に発表した「2022年度プログラミング教育・高校『情報I』実態調査報告書」では、「過去に実施したことがあり、今年度も実施予定または実施済み」と答えた小学校の教員が41.7%に留まっている。
そこで、プログラミング教育に携わる小学校教育関係者と一緒に、これまでの取り組みを振り返りつつ、次の発展へとつなげる力を育む場として、今回のイベントが企画された。
同イベントでは、プログラミング必修化からの道のりや実際の授業の動画を通じて、これからの授業について自由に意見を交換する時間や、思いを同じにする参加者同士がつながりを広げ深める時間を設ける。
具体的には、「2016年からの総括」「つくること・学ぶことの歓びへ」と題した2つの基調講演のほか、養成塾担当講師を務める東京都北区教育長である福田晴一氏と、東京都杉並区立天沼小学校の松川厚雄氏をゲストに迎えたパネルディスカッション、神奈川県愛川町立中津第二小学校の教員である菊池崇徳氏、東京学芸大学附属小金井小学校の教員である小池翔太氏、神奈川県横須賀市教育委員会の新谷美紀氏、東京都板橋区立志村第一小学校の教員である田村久仁子氏、東京学芸大学附属竹早小学校の教員である中村亮太氏をゲストに迎えた「次のステップへ」と題したパネルディスカッションなどを予定している。
おもな参加対象は以下の通り。
- 小学校教育関係者(教員に限らず)
- 何かしらの形で「みんなのコード」と接点がある人(研修参加者、プログル利用者など)
- 子どもの姿からプログラミング教育に可能性を感じている人
- プログラミング教育をさらに盛り上げたい人
- 授業で得られた手応えを共有したい人
- つながりたい・話したい・語りたい人
参加申し込みの締め切りは2025年1月10日18時となっている。参加者には事前に送られたURLから授業動画を視聴してもらい、当日はその授業動画に基づいて対話を進めていく予定。
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