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3つのAIモデルが利用できる文書生成AIチャットボット「GitMind Chat」の導入大学が20校を突破

 メディアナビは、全国の大学生協(全国大学生活協同組合連合会)を通じて、文書生成AIチャットボット「GitMind Chat(ギットマインド チャット)」の販売を9月に開始している。このたび、発売から2か月で同製品の導入大学が20校を突破したことを12月9日に発表した。

 「GitMind Chat」は、ChatGPT、Claude、Google GeminiのAIモデルを切り替えて使える文書生成AIチャットボット。さらに、日本語による画像生成機能も搭載している。

 生成AIに慣れ親しんでいないユーザーでもすぐに扱えるシンプルなインターフェースが特長で、一般的な質問ならデフォルトで登録されている「GitMind Chat」に問いかけるだけで、AIアシスタントとの会話ができる。インターネットからの情報収集も自動的に行われ、参照元も表示されるため、研究目的での活用も可能。ライティング、翻訳、法律関連といった専門性に特化したアシスタントが標準で登録されているほか、自作アシスタントの作成や、その共有にも対応している。

 AIモデルはChatGPT(GPT-4o/GPT-4)をはじめ、Claude(3.0 Opus/3.5 Sonnet)、Google Gemini(1.5/1.0 Pro)を会話の途中で切り替えられる。さらに、高度なAI頭脳に対して専門知識と人格を持ったAIアシスタントを掛け合わせることで、学術目的でも活用できる。

AIモデルは3種を使い分けられ、専門知識と人格を有するAIアシスタントとの掛け合わせにも対応
AIモデルは3種を使い分けられ、専門知識と人格を有するAIアシスタントとの掛け合わせにも対応

 あわせて、日本語対応の画像生成AIを搭載し、描きたいものを文章や単語で伝えるだけで画像の生成が可能となっている。生成した画像は、資料の挿絵、プレゼンテーション資料のイメージ画としても使える。また、AIチャットでやり取りした内容は、そのままマインドマップにまとめられる。

画像生成イメージ
画像生成イメージ

 導入にあたって、煩雑な手続きやセットアップは不要で、「GitMind Chat」のアカウント登録だけですぐに利用を始められる。Claude 3やChatGPT Plus、Gemini Advancedを別途契約することなく、「GitMind Chat」が発行するクレジットだけでこれらのAIを活用できる。

 個人利用のための「GitMind Chat プレミアム1年版」は、税込1万3979円。ゼミ学生などと一緒にチームで利用可能な「GitMind Chat チーム1年版[5ユーザーパック]」は税込6万6000円(1名追加につき別途1万1880円)となり、5名のゼミなら、年間費用は1名あたり1万3200円(1か月あたり1100円)。クレジットが不足した場合は、追加クレジットパック(1クレジットあたり2.4〜4.0円)を購入することによって、AIの利用権を必要なだけチャージできる。なお、チームプランでは代表者1名のみのライセンス契約で、全メンバーが利用可能となる権利とクレジットが付与される。

 提供方法は、自動更新なしの1年買い切りで、クレジットカードの登録なども必要ない。年度跨ぎが起きないよう、契約終了日の設定にも対応し、大学生協経由なら校費での決済もできる。申し込み後は数営業日でアカウントが利用可能になるため、「来週の授業から活用したい」といったニーズにも応えられる。

 対応OSは、Windows 11/10、macOS 11以降、Android、iOS。

 そのほか、導入大学における学部の比率は以下のとおり。今後は、各研究室での活用事例を共有しつつ、同一大学内での利用数拡大や、他大学へのさらなる認知拡大を続けて2025年3月末までに50校の導入を目指すという。

「GitMind Chat」導入校における学部の比率
「GitMind Chat」導入校における学部の比率
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