洗足学園小学校は、教育関係者を対象とした「Open Day 2024 ICTの日常づかい、その先にあるもの」を、11月29日に開催する。参加費は無料。
Apple Distinguished Schoolでもある同校では、全学年の児童が1人1台のiPadを活用して学んでいる。2018年の導入当初から文房具のように自然と使うことを目的としており、児童が自ら考えて自分の学びに活かしている。さらに授業中だけでなく、児童は自分の生活にもiPadを活用している。
当日は全クラスの授業公開に加えて、ICTを日常づかいしている学校の教員をゲストに迎え、「ICT活用のその先」について語るトークセッションを行う。そのほか、創造することを楽しめるワークショップも開催される。また、同校の新しい空間「Base_C」の見学・体験も可能。
授業公開
全クラスの授業を公開。特別な授業ではなく、日常の授業を見学する。同校は現在、デジタル・シティズンシップ教育の充実を図るために日々研究実践を進めており、デジタル・シティズンシップを意識した授業も実施される予定。
なお同校は2020年8月に普通教室を改修し、各教室に3台ずつのプロジェクターが設置されており、教員が黒板を使わずに授業している様子を見ることもできる。
トークセッション
「ICTの日常づかい その先にあるもの」をテーマに、聖徳学園中学・高等学校 Program Coordinatorの品田健氏、東京成徳大学中学校・高等学校 ICT活用推進部長の和田一将氏、近畿大学附属小学校 教育研究部長の外山宏行氏、熊本市教育センター 教育情報班 指導主事の山下若菜氏がトークセッションを行う。
ワークショップ
以下のワークショップが行われる。なお、1~4のワークショップ参加を希望する人はiPadを持参する必要がある(ゲストWi-Fiは用意されている)。
- 「Clipsで自動生成字幕が入ったムービーをつくろう」品田氏
- 「Swift PlaygroundsとAIでアプリをつくろう」外山氏
- 「GarageBandでラジオ番組をつくろう」和田氏
- 「Keynoteで動画をつくろう」山下氏
- 「洗足ツアー」洗足学園音楽大学に完成したメディア・ラボラトリー(M Lab)の映像・音響設備体験、小学校の「Base_C」体験等
開催日時は11月29日の12時45分~17時20分(受付開始:12時15分)で、会場は洗足学園小学校(神奈川県川崎市高津区)。参加には事前申し込みが必要で、締め切りは11月27日の12時(会場の都合で早めに締め切る場合あり)。
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