日本インフォメーションは、授業支援ツール群「アシストクラス」シリーズの第11弾として、カレンダーアプリ「AC Calendar」を9月10日にリリースした。価格は無料。
「AC Calendar」は、子どもたちが直感的に操作できる「はじめてのカレンダーアプリ」をコンセプトに、予定・タスク・目標をまとめて簡単に管理することが可能なアプリ。小学校教員から「子どもが予定管理を自主的・継続的にこなせるようなツールが欲しい」という要望があり、長期休みに学校から配布されるような紙のカレンダーをベースに開発された。
シンプルな画面デザインによって簡単な操作を実現するとともに、小学校低学年の子どもでも使いやすい文章モードも用意している。子どもたちにとって、予定管理がわくわくできるものになるよう、カウントダウン機能に重点を置いた。さらに、振り返りスタンプによるカレンダーのデコレーションや、テーマカラー変更といった機能も備えており、自分だけのカレンダーとして愛着が湧くような工夫を施している。
「予定」機能では、学校の行事、習い事、誕生日といったさまざまな予定の管理が可能。予定の色とアイコンを組み合わせることによってカレンダーを彩れる。また、カウントダウンも設定できるため、予定日までの時間を楽しめる。
「タスク」機能では、やるべきことや忘れてはいけないものを管理し、チェックリストによってひと目でタスクを把握できる。タスクには期限の設定も可能となっており、期限はカレンダー上に表示されるため、日付を意識した管理がしやすい。
「目標」機能では、月ごとに目標を設定でき同じ月に複数個の目標を設定可能。また、目標のそれぞれに、達成チェックをつけられる。目標はカレンダー上部に常に表示されるので、目標だけでなく好きな言葉を設定する、といった使い方にも対応する。
「ふりかえり」機能では、日ごとにスタンプを押したりコメントを残したりできる。スタンプはカレンダー上にも表示されるため、デコレーションにもなる。さらに、同じく「アシストクラス」シリーズのアプリである「AC Diary」との連携によって、日記の記載や表示も可能となっている。
「グループ」機能では、予定とタスクをグループごとに保存して、表示/非表示を切り替えられる。グループを指定したあと、表形式のPDFファイルも作れるため、長期休みの予定表として共有もできる。
そのほか、文書モードを「かんたん」に設定すれば、「タスク」を「やること」に置き換えるなど、小さい子どもでもわかりやすい表現に変更可能。週の始まりとなる曜日やアプリ全体のテーマカラーの設定といった、好みのカレンダーへのカスタマイズができる。
対応OSはiPadOS 16.4以降。
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