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高校生向け動画面接練習サービス「AI-m」が無料トライアル受付開始、教員の業務負担軽減を目指す

 マイナビ 未来応援事業本部は、同社が新たに開発した高校生向けの動画面接練習サービス「AI-m(エイム)」の無料トライアル受付をスタートしたことを、9月5日に発表した。

 同サービスは、総合型選抜・学校推薦型選抜の増加に伴い、面接や志望理由の準備に苦労する高校生のサポートや、多忙な高校教員の指導負担を軽減することを目的に開発された。

 近年の大学入試では、書類選考や面接試験などを含む選考を行う総合型選抜・学校推薦型選抜の利用者が増加しており、一般選抜で進学する生徒は大学進学者の半数以下(出典:文部科学省「大学入学者選抜の実態の把握及び分析等に関する調査研究」)となっている。そのため、面接の準備や志望理由書の作成が求められるケースが増えている。しかし、生徒自身では自分の志望理由や自己PRを改善することが難しく、また教員も多忙な中で面接指導に時間を割くことが大きな負担となっている。

出典:マイナビ_高校を取り巻く環境とキャリア形成に関する調査(対象:高校教員、期間:2022年11月17日~12月2日、n=394)
出典:マイナビ_高校を取り巻く環境とキャリア形成に関する調査(対象:高校教員、期間:2022年11月17日~12月2日、n=394)

 「AI-m」は、AIが判定する高校生向けの動画面接練習サービスで、生徒・教員が抱える課題を解決して効率的な面接練習をサポートする。シンクテクノロジーと共同開発した技術をベースに、マイナビの子会社であるNAL Solutions Joint Stock Companyとマイナビ社内のデジタルテクノロジー戦略本部・AIチームと共同でシステム開発を行った。

 「AI-m」では、事前に生徒自身が面接練習を行い、その結果にもとづいて教員が仕上げ指導を行う流れを想定している。面接の基礎練習は生徒自身が行い、教員は仕上げ指導に専念することで面接指導の負担を軽減する。また、面接指導の経験が浅い教員の指導の質・量を底上げできる。

 「AI-m」の概要は以下の通り。

質問種別×志望先種別でさまざまな面接内容に対応

 「自己PR」または「志望理由」の2つの質問種別で練習できる。また「進学希望」「就職希望」のどちらにも対応でき、質問がランダムに表示されるため臨機応変に対応する力を鍛えられる。

各項目の点数とアドバイスがすぐに確認可能

 6つの評価項目(1.話す速さ、2.つまずき、3.構成要素、4.表情、5.姿勢、6.画面明度)ごとにAIが6項目それぞれ5点ずつ、合計30点満点で点数をつけ、アドバイスを受けることが可能となる。

AIによる詳細なフィードバックと面接記録を生かした指導が可能

 マイナビが培ってきた約15万件の志望理由書添削ノウハウをもとに、独自に策定したフィードバックロジックを使用している。面接練習の録画や、話した内容の文字起こしを記録できる。録画や文字起こしを確認しながら反復して練習することで、面接スキルの向上を図れる。さらに、質問別に「話し方・言葉遣い」と「表現・構成」の詳細なアドバイスを受けられる。記録と詳細なフィードバックをもとに教員が指導を行うことが可能となる。

 なお「AI-m」では、無料トライアルを受け付けている。利用期間は、学校管理サイトが2025年1月31日まで、ユーザーサイトは2025年1月8日までとなる。推奨環境は、学校管理サイトがパソコン(Chrome)、ユーザーサイトがスマートフォン・タブレット端末(Chrome、Safari)、パソコン(Chrome)。利用には、利用する教員が各個人のメールアドレスを保有していること、利用終了後にアンケートへの回答が可能であることが条件となる。

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https://edtechzine.jp/article/detail/11431 2024/09/06 14:45

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