COMPASSは、同社が開発・提供する学習eポータル+AI型教材「キュビナ」が、宮崎県日之影町の町立中学校における指導の一環として正式採用され、2024年度より利用が開始されたことを、7月2日に発表した。
日之影町では、教育施策のひとつとして「確かな学力を育む教育の推進」を掲げ、「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善」「基礎基本の定着」を目指している。2024年度より町立中学校1校(中学1年生~中学3年生)の約80人へ「キュビナ」が正式採用され、指導の一環として利用されることになった。
町立中学校への導入に際しては、生徒の学習進度や個性に合わせて学びを深める手段として、「キュビナ」のAIを活用した個別最適な学びを効果的に展開できる点が評価され、全校採用に至った。また「キュビナマネージャー」による教職員の業務の効率化や、家庭学習での活用にも期待が寄せられている。
「キュビナ」はAIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題する教材。2021年度には小学校・中学校の5教科対応版がリリースされ、2022年9月にはMEXCBTとの連携を行い、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」として学習eポータルのサービス提供を開始した。さらに文部科学省検定済の主要教科書に準拠した問題を搭載した「キュビナ 教科書×AIコンテンツ」を2023年11月以降に順次リリース、教科書と教材をシームレスに接続することで「子どもたちを中心としたシームレスなデジタル学習基盤」の構築を目指している。現在は全国の小中学校約2300校で100万人以上が利用している。
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