明光ネットワークジャパンは、同社の展開する個別指導の学習塾「明光義塾」が、学校から自主学習が課題として出されている小学3年生~6年生の保護者850名を対象に実施した、「小学生の自主学習に関する実態調査」の結果を4月18日に発表した。同調査は、4月8日~10日の期間に行われている。
調査対象者に、子どもの自主学習のサポートをしているかを尋ねたところ、「サポートしている」(18.8%)と「どちらかというとサポートしている」(42.8%)を合わせた割合が61.6%となった。
子ども自身が自主学習のテーマを見つけているかを尋ねた質問では、「見つけている」(26.0%)と「どちらかというと見つけている」(38.6%)を合わせた割合が64.6%に達している。
子どもが自主学習で注力している教科を尋ねたところ(複数回答)、「算数」(45.4%)がもっとも多く、「国語」(39.1%)、「英語」(21.6%)がそれに続いた。
自主学習によって、子どもが学ぶことを楽しめるようになったかを尋ねた質問では、「楽しめるようになった」(17.9%)と「どちらかというと楽しめるようになった」(30.9%)を合わせた割合が48.8%となっている。
自主学習によって、子どもはどのような効果を感じられたかを尋ねたところ(複数回答)、「興味・関心事を発見できた」(24.2%)が最多となり、「家庭学習の時間が増えた」(23.2%)、「調べる力が伸びた」(21.8%)がそれに続いた。一方で、「特になし」(20.0%)という回答もみられる。
子どもの自主学習のサポートをしていると答えた人(542名)に、サポート時の悩みを尋ねた質問(複数回答)では、「子どものやる気を引き出せない」(28.8%)がもっとも多く、以下「干渉し過ぎてしまう」(23.5%)、「子どもに合った教材がわからない」(19.1%)が続いている。また、その他として「親がしてほしいことと、子どもがしたいことが違う」という回答もみられた。
子どもの自主学習で重視していることとしては(複数回答)、「主体的な学習」(39.6%)が最多となった。以下、「興味・関心事の発見」(36.0%)、「学びの楽しさを知ること」(35.9%)が続いている。
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