キャリタスは、2025年3月卒業予定の大学生(理系は大学院修士課程含む)を対象に実施した、インターンシップなどの考え方に関する調査の結果を、4月4日に発表した。同調査は、3月6日~15日の期間に行われ、717名(文系男子:175名、文系女子:246名、理系男子:182名、理系女子:114名)から回答を得ている。
対象者に、募集情報(募集企業)を具体的に探し始めた時期と、よく探していた時期を尋ねたところ、探し始めた時期は大学3年生(大学院生は修士1年生)の「6月」が30.4%で最多となった。よく探していた時期(複数回答)は、「6月」(48.8%)と「7月」(46.3%)が多く、夏休み中の8月~9月に開催されるプログラムを探す学生が多かったことがうかがえる。
インターンシップなどのプログラムに参加する企業を探す際に重視した項目は、「プログラム内容の詳細が記載されていること」が最多となり、「とても重視した」と「やや重視した」の合計は81.8%だった。
学生が参加したプログラムについて類型別にみると、「タイプ1:オープン・カンパニー」が61.4%で最も多く、文系・理系どちらも最多となった。そのほか、理系は「タイプ3:インターンシップ」(「汎用的能⼒活用型」と「専門活用型」の合計)が21.0%となり、文系よりも参加の割合が高い。
プログラムに参加した満足度は、「大変満足」が45.9%、「やや満足」が41.1%となった。プログラムの類型別では、「タイプ3-2:専門活用型インターンシップ(2週間以上)」における「大変満足」の割合が73.5%で最多となり、「タイプ1:オープン・カンパニー」は40.7%だった。
プログラムに参加したことで「成⻑を大いに実感できた」という回答は31.1%、「やや実感できた」は回答51.4%だった。
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