マイナビは、2025年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2025年卒 学生就職モニター調査 2月の活動状況」の結果を3月26日に発表した。同調査は、2月25日~29日の期間に行われ、2428名(文系男子:341名、文系女子:1009名、理系男子:503名、理系女子:575名)から有効回答を得ている。
調査対象者に、2月までの活動状況を尋ねたところ(複数回答)、キャリア形成や選考応募に関わる活動が全体的に減少した。一方で、採用選考に関わる活動は前年より増加しており、とりわけ「内々定を得た」(38.7%)、「最終面接を受けた」(45.2%)の増加が目立った。
先輩と比較して、2024年の就職活動はどうなると思うかを尋ねた質問では、「厳しくなる」が31.6%に達し、2年ぶりに増加に転じている。
2024年の就職活動が「厳しくなる」と答えた人に、その理由を尋ねたところ(複数回答)、「採用選考が早期化しているから」(76.6%)がもっとも多かった。
「就活疲れ」を感じたことがあるかを尋ねた質問では、「かなり感じた」と「やや感じた」を合わせた割合が81.3%に達している。
「就活疲れ」の理由としては(複数回答)、「面接を受けるのに緊張してしまう」(33.9%)、「自己PRが思いつかない、うまくプレゼンできない」(30.9%)が上位を占めた。
オープン・カンパニー(タイプ1)への参加経験を尋ねたところ、「参加したことがある」という回答は62.1%となっている。
インターンシップや仕事体験と、オープン・カンパニー(タイプ1)の参加社数を比較すると、オープン・カンパニー(タイプ1)の参加社数は11.7社と、インターンシップ・仕事体験よりも2.6社多かった。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア