e-donutsは、高校の探究学習において生徒の「やってみたい」を起点に、外部のリソースをつなぐプラットフォーム「Donuts-Lab」を開発したことを、3月19日に発表した。
同法人は創業から約1年間、関西圏を中心に多くの学校への現場ヒアリングとハンズオン支援を行ってきた。そのなかで、多くの生徒が「やってみたい」の種を持っていること、それを深掘りするための機会が不足していることが見えてきた。
これらの背景により、学生の「やってみたいこと」に対する支援の拡大と体系化を行うべく「Donuts-Lab」が開発された。生徒個別の探究心にできるだけ向き合い、生徒の「やりたいこと」「知りたいこと」主導によって、外部のリソースをつなぐためのプラットフォームとなっている。生徒個別の興味関心に応えるべく、多様なジャンルで生徒を支えてくれる企業・個人を「メンター」として登録し、一覧化している。
サブコンテンツでは、生徒がのびのびと探究を進めるための道しるべとして、探究で役立つスキルセットを可視化したWebカードを掲載する。
2024年度は、関西圏を中心とした20~30校に「Donuts-Lab」を導入し、生徒個別の探究に対する外部連携やリソース支援を行う。中長期的には「やってみたい」を持つ学校・生徒と、「支えたい」「連携したい」企業や個人が半自律的につながるプラットフォームの構築を目指すという。
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