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イースト、辞書アプリ「DONGRI」にて『三省堂 現代新国語辞典 第七版』と『山川 公共用語集』を発売

 イーストは、同社の提供している辞書アプリ「DONGRI」において、『三省堂 現代新国語辞典 第七版』と、新学習指導要領で設けられた新科目「公共」に対応した用語集『山川 公共用語集』を、学校および一般向けとして2月27日に発売した。

 『三省堂 現代新国語辞典 第七版』は、2022年度から再編された高校国語の現代文新4科目に対応した唯一の教科書密着型辞典。同辞典がアプリとして発売されるのは「DONGRI」が初となる。今回、「DONGRI」に教科書密着型として評価の高い『三省堂 現代新国語辞典 第七版』が加わったことで、高校国語科のニーズにより幅広く対応できるようになっている。

『三省堂 現代新国語辞典 第七版』の画面イメージ
『三省堂 現代新国語辞典 第七版』の画面イメージ

 具体的には、新科目「現代の国語」「言語文化」「論理国語」「文学国語」の全教科書を調査し、収録語句に反映させているほか、現代文において大きなウエイトを占める「評論文キーワード」を強化するとともに、新たに「重要古語」も収録した。また、語彙力増強のための類義語・対義語を多数掲載するとともに、用法・参考・注意・語源・由来・比較や、表現力増強のためのコラムといった、学習情報が充実している。

 さらに「羅生門」「舞姫」「山月記」「富嶽百景」「こころ」「山椒魚」「檸檬」「城の崎にて」「無常ということ」「現代日本の開化」「私の個人主義」といった定番教材の使用例を、近代の漢語を中心に引用しているほか、「走れメロス」「少年の日の思い出」「故郷」「高瀬舟」「トロッコ」「坊っちゃん」といった漢語や古風な語句も新たに採録し、中高一貫使用にも対応した。

 『三省堂 現代新国語辞典 第七版』の学校向け使用料は、単品販売の3年使用料で税込2805円となっている。

 『山川 公共用語集』は、「公共」教科書12点の用語を分析し、学習に必要な用語を約5500語収録する。学習指導要領や各社教科書を参照して配列しているため、どの教科書にも対応可能となっている。解説と頻度数のほか、理解の手助けになるグラフや表も収録する。

『山川 公共用語集』の画面イメージ
『山川 公共用語集』の画面イメージ

 学校向けには、『山川 公共用語集』を含む「山川用語集7科目セット」として販売され、3年使用料が税込5060円となっている。

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