日本工学院専門学校は、日本オラクルと連携したソフトウェア開発の教育を、3月から本格実施する。
日本オラクルと連携したソフトウェア開発教育は、約40名が受講する蒲田校ITカレッジ情報処理科 システム開発コース/システム運用コースのカリキュラムにおいて実施される。
本格導入に先がけて、学生の学修内容に合わせて効率的にDevOps(デブオプス)のスキルを身につけられる教育マテリアルの実施環境(コンテナ、CI/CD)を、両者の協働によって構築した。DevOpsは、システムとソフトウェア開発において、⽣産性向上による市場投⼊までの時間短縮、システムの安全性と信頼性の維持などに寄与する新手法となる。
日本オラクルは、これまで企業向けにマテリアルを展開してきたが、専門学校への提供は今回が初となる。同社は、企業への展開で培ってきたノウハウを活かし、先進的な人材育成カリキュラムの共同開発や、講師および学生への同社のコンサルタントによる技術支援を行う。
また、日本工学院専門学校が文部科学省委託事業として実施している、DX人材養成に関する意見交換やプログラム開発などの実施も予定している。
ソフトウェア開発教育の対象となる授業は、「システム設計」「サーバ構築実習」「運用管理実習」で、コンテナ環境は「Oracle Container Engine for Kubernetes(OKE)」、CI/CD環境は「Oracle Visual Builder Studio」が導入されたほか、DevOps教育支援サービス、Java開発者育成支援サービスも導入された。
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